太陽光の図面拾い出し・積算をAIで自動化する
PDF/DXF図面をアップするだけで、パネル・PCS・架台・ケーブルの数量を抽出。手計算で数日かかる部材拾い出しと概算見積の作成を、施工業者・EPC向けに大幅短縮します。
この記事の結論
- 図面の「拾い出し」は、PDF/DXFからのAI抽出+人の確認で大幅に省力化できる。
- 抽出できるのはパネル枚数・PCS型番/台数・架台・ケーブル・接続箱などの主要部材。
- 確定した部材構成から、単価未定でも「概算見積(依頼書)」を出力できる。
なぜ太陽光の「拾い出し・積算」は時間がかかるのか
太陽光発電工事の見積は、図面を読み解いて部材を一つずつ数える「拾い出し」から始まります。 パネルの枚数、パワコン(PCS)の型番と台数、架台の本数、ケーブル長、接続箱や開閉器── これらを単線結線図・配置図・機器表から手作業で集計すると、規模によっては数日かかることも珍しくありません。 さらにメーカーごとに付帯部材が異なるため、構成の組み立てには専門知識が必要です。
AIによる図面拾い出しの仕組み
Construction Estimate では、アップロードされたPDF/DXF図面をAIが解析し、 型番・寸法・数量を抽出します。図面上の表記ゆれや誤字(例:型番の打ち間違い)は 公式型式に正規化したうえで「図面表記:〇〇」と根拠を残すため、後から確認・監査ができます。
拾い出しの4ステップ
- 図面アップロード:PDF/DXFの単線結線図・配置図・機器表をアップします。
- AI抽出:パネル・PCS・架台・ケーブル・接続箱などの型番と数量を自動抽出。
- 確認・補正:抽出結果を画面で確認し、数量や構成を微調整。メーカー固有の付帯部材は自動補完。
- 概算見積の出力:確定した部材構成から概算見積(依頼書)を作成。単価未定の部材は空欄で出力できます。
図面から自動抽出できる主な部材
| 部材カテゴリ | 抽出する情報 |
|---|---|
| 太陽光パネル | 型番・枚数・合計出力(kW) |
| PCS(パワコン) | メーカー・型番・台数・単相/三相 |
| 架台 | 種別・本数・基礎仕様 |
| ケーブル・配線 | 種別・サイズ・概算長 |
| 接続箱・開閉器・付帯機器 | 種別・数量・メーカー固有部材 |
「拾い出し」から見積完成までの流れ
見積の単価は代理店経由で確定する運用が一般的です。本ツールでは、 図面から起こした部材構成をもとに、まず金額が空欄の「仮見積(依頼書)」を作成し、 代理店から戻ってきた単価を反映して見積を完成させる流れに対応しています。 これにより、拾い出しの工数を削減しつつ、単価管理の実務にも沿った見積作成ができます。
よくある質問
太陽光の図面拾い出しはAIでどこまで自動化できますか?
PDF/DXFの設計図面から、パネル枚数・PCS(パワコン)の型番と台数・架台・主要ケーブル・接続箱などの部材数量を自動で抽出できます。図面の表記ゆれや誤字は正規化し、抽出根拠を残すため、担当者は数量の確認・微調整だけで部材構成を確定できます。
対応している図面の形式は何ですか?
PDF図面とDXFに対応しています。単線結線図・配置図・機器表など、太陽光発電工事で一般的に使われる図面から寸法・型番・数量を読み取ります。
抽出した部材から見積金額まで出せますか?
部材構成と数量を確定したうえで、概算見積(仮見積)を作成できます。単価は代理店経由で確定する運用のため、単価が未確定の部材は金額を空欄のまま依頼書として出力し、戻ってきた単価で見積を完成させる流れに対応しています。
複数メーカーのパワコン構成にも対応していますか?
オムロン・HUAWEI・SMAなど主要メーカーのPCS構成に対応し、メーカー固有の付帯部材(通信ユニット・接続箱・変圧器など)も構成に応じて自動で補完します。
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